コミュニティー

コミュニティー

イタリア旅行での注意(サンタ・ルチア駅の構内)
2014/10/20

サンタ・ルチア駅の構内で・・・・

4人の男性グループ(30代~40代)のビジネスマン達が被害に遭遇したお話です。
2人が荷物の当番(見張り)をしてあとの2人は列車の切符を買いに行きました。
イタリアでの列車の切符は日本で買うのとは大違いで平気で20~30分かかるのです。そのときは10分程度の間だったようですが、泥棒チームにしてみれば15秒もあれば十分なのです。 その時の状況をお話しましょう。

荷物の見張りをしていた2人の男性に若い女性2人が近づいてきて、これから「サンマルコ広場」へ行くのだがどこから水上バスへ乗ったら良いのか?」という質問を「英語」で尋ねててきたそうです。地図を持っていたのと、リュックをしょっていたので、自分たちと同様の旅行者であることは疑わなかったのです。

若い女性に親切な日本人男性は一生懸命「英語」で説明をしてあげたのです。 1人で対応すればよいところを2人で丁寧に説明をしたものですから、1分以上は自分たちの荷物から目を離してしまったことになります。丁寧に2人のかわいこちゃんにお礼を言われて、「外国に来ても良いことをした!」と喜んでいたのですが、しばらくして仲間の2人が切符を手に帰ってきて手荷物が2つ無いことに気が付いたのです。 皆さんもうどんな状態だったかお分かりですね。

ここでも「泥棒チームの素晴らしい演技」に騙されてしまったのです。

良く仕事で海外へ出かけた方はこんなことが1度や2度はありませんでしたか?

この後「鉄道公安警察」で説明をしたのですが、非常に多い手口で残念なことに日本人の男性が被害者の70%を占めるとのことでした。 完全にカモにされているのです。