コミュニティー

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ガッティナーラ(Gattinara)
2014/8/5

■ガッティナーラ(Gattinara)
地図では右上に赤く示した小さな地区です。バローロ、バルバレスコと同じネッビオーロから造られる長期熟成型のワインで「イタリア醸造技術が生んだ宝石」と呼ばれたこともあります。苦みがややあるため、炭火焼きの肉料理などに合わせると良いでしょう。
熟成には15年ほど必要でタンニンも多く、ボディもしっかりした辛口の赤ワインです。

■ アスティ・スプマンテ(Asti Spumante)
最近、イタリアの発泡酒としてよく見かけるようになりました。地図では黄緑色の地区で生産されています。かつてはシャンパーニュと同じ瓶内2次発酵方式で作られていましたが最近はタンク発酵方式のものが殆どです。2次発酵をする前の状態がモスカート・ダスティで、このまま出荷されるものもあります。軽い発泡がありこちらも人気があります。
モスカート・ビアンコというぶどうから造りますが、日本では「マスカット」と言った方が分かりやすいかもしれません。ワインの方もマスカット特有の香りがする甘みのあるものに仕上がります。口当たりが良いので女性に人気があります。

■ ガヴィ(Gavi)
コルテーゼ・ディ・ガヴィとも言いますが、地図では緑色の地区で生産されている辛口の白ワインです。原料のぶどうはコルテーゼ、やや緑色を帯びた麦わら色の透明感のあるワインで、レモンパームの様な香りと心地良い酸味をもったすっきりしたワインです。
3年以内に飲む若のみタイプのフレッシュなワインです。魚介類とのマッチングはとても良いと思います。

■ バルベラ・ダスティ/バルベラ・ダルバ
どちらもバルベラというぶどうから造られるややカジュアルな赤ワインです。ルビー色をしたワインでやや厚みには欠けますが飲みやすく、また多くの料理に合わせやすいワインです。

■ ドルチェット・ダルバ/ドルチェット・ダスティ
こちらはドルチェットというぶどうから造られる赤ワインです。ドルチェットはネッビオーロに次いで注目されているぶどうです。ネッビオーロに比べるとまろやかでまるみのあるワインになり、こちらもバルベラ同様、多くの料理に合わせやすいワインです。