イタリア旅②
2014/4/19
ヤコポ・ダ・ポントルモさんという、520年前に生まれた画家さんがいます。
フィレンツェからほど近い、ポントルメ村出身なので、
“ポントルメ村出身のヤコポさん”
という名前で知られています。(本名はヤコポ・カルッチさんです。)
知られています、と書きましたが、すごく美術が好きな人でないと、彼のことはまず知りません。
ポンテ・ヴェッキオを渡ってすぐ左にあるサンタ・フェリチタ教会に、
強烈なインパクトのポントルモさんの代表作があるのですが、
某美術本では
「三大フィレンツェ見逃しスポット」
という不名誉な称号と共に紹介されておりました。
そんな知名度低めの彼ですが、
現在フィレンツェのストロッツィ宮で、
大規模な展覧会が開催されています。(7月まで!)
今回の旅は、この展覧会を見にイタリアまで足を運んだと言っても過言ではない!
印象的な色使いに対して、見ているとなんとも不安になってくるオーラ漂う作品は、たまらなく魅惑的です。
フィレンツェの街には、展覧会を宣伝するラッピングバスまで走っており、
20年近く彼を追っかけている私としては感無量。
普段しないダッシュをして、バスの写真を撮りました。
同い年で、一緒に修行時代を過ごしたロッソ・フィオレンティーノさんと二人の回顧展です。
ちなみにロッソさんんは、“赤毛のフィレンツェ人”という通称です。
そんな著名人のニックネームばかり集めてみても面白いかも…、なんて思いつつ。
日本全国が、あのゴツイ青年のことを
“マー君”
と、妙に可愛く呼んでいることを、改めて考えるとおっかしー。
なーんて思っている今日この頃です。
どうでもいいですが、
ブログっぽく改行を増やしてみましたが、
なんか違う…。
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