文化講座「ヴィーナスはどう誕生した?」
2014/12/9
文化講座
「ヴィーナスはどう誕生した?
~ウフィツィ美術館とボッティチェリ~」
29日に無事開講致しました
ご参加下さった方々、
例によって練習に付き合ってくれたMとS、
皆さまありがとうございます
ヴィーナス誕生のエピソードは、なかなか衝撃的なモノだったと思いますがいかがでしたでしょうか
上野で開催されている“ウフィツィ美術館展”も14日で閉幕。
通常はフィレンツェのウフィツィ美術館“ボッティチェリの間”で、かの有名な≪ヴィーナス誕生≫の隣に地味に展示されている≪パラスとケンタウロス≫も、東京でのポスター、グッズなど大量露出の大活躍を終え故郷へ帰ります。
今度は現地で再会したいものです
ボッティチェリに関してですが、“知っているつもり”になっていたようで、今回の講座の準備は今までで最も刺激的だったかもしれません。
メディチ家の隆盛と、サヴォナローラの台頭に翻弄され、最高峰の美を描いた筆も次第に画風を変え、不遇な晩年を送ったとされるボッティチェリ。
フィレンツェ・ルネッサンスそのものを体現した人物です。
某作家に『ボッティチェリ・コード』でも書いて欲しいくらい、有名すぎる作品にも無数の解釈があり、ウッカリ足を突っ込むと一生かけても抜けだせない魅力的な沼にハマりそう
そもそも神話画についてあまり明るくない私は、ギリシャ・ローマの神々の奔放すぎる相関図に少ない脳ミソがパニック、かつゲスな視点で興奮しきり
今年は伊勢神宮に行ったこともあり、日本の神話とも共通点を見い出だしたりと、こちらもかなり奥深そうです。
来年は古代史をもっと掘り下げてみようかな、などと思いつつ。
来年春には、渋谷の文化村でボッティチェリ展が開催されるので、もう少し視点を変えて、また「ボッティチェリ講座」も目論んでいるので、乞うご期待