コミュニティー

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島村千尋さんのイタリア留学報告(9月分)その2
2012/9/2

日本とイタリアとでは履修登録の仕方や、手紙の送り方、買い物の仕方、バス・電車の乗り方など違う点がたくさんあります。今は、壁にぶつかっては乗り越えてを繰り返ししているところです。日本と違う文化のある国に来て暮らすというのは簡単なことではありませんが、私はイタリア人との交流が私の救いだと感じています。南イタリアの人は、とても穏やかで寛容というのを留学へ行く前に耳にしていましたが、実際レッチェに来てみてその通りだと感じました。まだイタリア語もあまり得意ではない私たちが困っていると、友達、大学の方、バールの店員さん、駅員さん、バスの運転手さん、通りすがりの人々、一人一人がやさしくわかるように紙に書いたり、英語で説明してくれたり、ジェスチャーで伝えようとしてくれます。本当に心の温かい人が多い国だと感じました。しかし、そう感じるとともに、イタリア語を話せない自分が悔しいという思いもあります。イタリア語をもっと話せるようになって、地元の方とたわいもないおしゃべりができるようになれば、私の留学生活ももっと楽しく充実したものになるのにと感じております。

イタリア語の勉強は、子供向けの簡単な本をみて訳したり、イタリア人の友達とチャットをしたり、YouTubeなどでリスニングをしたりしています。アパートにまだ誰もいないため、家の中でイタリア語を聞いたり話したりするのは難しいですが、これからはもっと外に出て会話できるように改善していきたいと思います。