島村千尋さんのイタリア留学報告(2月分)その1
2013/2/1
まだ南イタリアも寒い日が続いていて、雨も多く天気があまり良くありません。
2月になり前期の試験がようやく終わりました。同じ日に「英語翻訳」と「英語通訳」の2つの試験が重なってしまったので、当日は朝8時半から筆記試験、お昼過ぎからリスニング、それが終わってから通訳の口頭試験でした。試験前もかなり忙しかったのですが、無事単位をもらえることができたので嬉しい気持ちでいっぱいです。単位変換する際には、サレント大学での試験の点数は関係なくなってしまうのですが、(間違って取ってしまった)大学院生の授業で高得点をもらえたことが、今の自分にとっての励みにつながっています。
試験が2月の半ばに終わり3月8日から後期の授業が始まるので、それまで少しだけ春休み気分を味わいに、オーストリア、スイス、北イタリアへ旅行に行きました。今回は初めて1人で移動することもあったので少し不安でしたが、とても充実した旅行をすることができました。日本にいるとやはり島国ということもあり、海外に行きたいと思うことはあってもなかなか行動にすることができですが、イタリアはシェンゲン国なので他のヨーロッパの国々へ国境検査なしで旅行することができます。
私がオーストリアやスイスなどのイタリアの隣国へ電車で行った際にも、身分証明書としてパスポートを車掌さんに見せただけで、判子を押したりなどのしっかりとした検査はありませんでしたし、いつ国境を超えたのかもわかりませんでした。