イタリア・プーリア州について2
2016/7/21
今回はプーリア州の世界遺産の紹介になります。
●イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年) の一部
イタリア各地に残るロンゴバルド王国時代の建造物や遺跡。
ロンゴバルド族が残した建造物群は、ローマ建築、ビザンティン建築、北ヨーロッパのゲルマン人の様式の特色やキリスト教の精神性が融合されている。
ロンゴバルド族はゲルマン系の一族で、568年に伊に侵入し、北イタリアにロンゴバルド王国を建国。
774年にカール大帝に滅ぼされた。
774年にカール大帝に滅ぼされた。
●アルベロベッロのトゥルッリ (バーリ県アルベロベッロ)
「美しい樹」の意。人口10,930人のイタリア共和国プッリャ州バーリ県のコムーネ。
トルッロ(「部屋一つ屋根一つ」の意)という建物が約1,000軒ある。16世紀半ばに約40軒のトルッロが建てられ、以後100年の間に土地開墾のため集めた農民が住むのにこの家屋を作らせた。
●カステル・デル・モンテ (バルレッタ=アンドリア=トラーニ県アンドリア)
13世紀に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世(フェデリーコ2世)によって建築。
フリードリヒ2世の数学へ造詣を表す黄金比を用いた八角形を象徴的に取り入れており1ユーロセント硬貨の裏面にもなっている。