コミュニティー

コミュニティー

イタリア人の名前について
2015/2/2

イタリア人の名前についてイタリア語会話チャオでは授業の中で、初対面のイタリア人の紹介の仕方を「イタリア語会話」として勉強します。
ここではどんな風に紹介するかの前にイタリア人の名前についてお伝えしておくことにしましょう。

イタリアの語学教室(イタリア語学校)でも必ず最初に「人を紹介する」レッスンから始まります。
「会話」を学ぶのですから、挨拶も兼ねて練習をしていきます。

名前はノーメ(nome)といいますが、姓名の名のことをお話しましょう。
イタリア人は友人紹介だと名前をまずは言います。
仕事の場合は姓(cognome)での紹介となりますが、親しくなると名前で呼び合います。

当校(イタリア語会話チャオ)でも先生は年齢に関わらず生徒さんは名前を呼んでいます。
生徒さんから先生へも「Francesca!」「Maria!」というように、名前(nome)で呼ぶのです。慣れるととても親近感があって楽しいものです。

イタリア人の名前には聖書の出てくる聖人の名称が多いのです。
信仰心が深いということでしょうか?イタリアの若者を見ていると毎週教会に行くことも無く、それほど信仰心が厚いとは思えないのですが、
女性だと・・・Maria,Giuseppina,Angela,Teresa,Luciaなどがそうですね。
男性では・・・Antonio,Luigi,Francesco,Giuseppe,Pietroなどです。

その他の名前も女性はほとんどの場合「—–a」で終わります。
例えば・・・Anna,Rosa,Francesca,Carla,Adriana,Cristinaなどです。

また男女ともにつけられる名前もあります。日本の「薫」「和美」「恵」「純」などと同じような名前です。
イタリア語の場合は「Felice」「Andrea」などです。
イタリアでも「—–a」で終わる名前でも男性の名前があるのです。先ほどの「Andrea」それから「Luca」「Nicola」がそうです。

イタリア語を勉強し始めたばかりの日本人の男子をイタリア人がからかった面白い話があります。
今日はみんなで食事をするので、かわいい子を沢山呼んでおいたから・・・といって名前を伝えたのです。
「Nicola」「Andrea」それに「Luca」「Maria」の4人だ!
日本男児子は4人のかわいい女の子が来るものだと思っていたのですが、現れたのは3人の男子に1人の女子です。それぞれに紹介されて、びっくり仰天「—–a」がついているのにみんな男子だったということです。

やはりイタリアへ行く前にはしっかり「イタリア語」を勉強することが肝心ですね。