サッカー大国 イタリア
2015/2/9
本田圭佑がミランの10番をつけることで、再びイタリアのカルチョが注目されることになります。
イタリアカルチョのファン、本田ファン、長友ファンとしてはたまらない2014年になりますね。頼もしい若いアタッカーが日本代表にも登場してきていますが、この2人「本田と長友」が間違いなく世界レベルのジョカトーレですから、大いに期待しましょう。
イタリアはサッカー大国ということを歴史上でも証明してみせていますが、普段の町中でそれを見ることが出来ます。
ミラノの郊外を友人の車で走っているときです。横道からバイクが飛び出してきて、もう少しで事故になりそうでした。運転していたジャンニに急ぐ必要がないから、気を付けて・・・・・といったとたんに今度は車が一時停止を無視して交差点に入ってきました。
怒ったジャンニはクラクションを鳴らすと同時に、「馬鹿野郎!」のジェスチュアをしました。2度あることは3度ある・・・ですから、「落着け落着け!」を私がなだめていたら、案の定今度はサッカーボールと一緒に小学生の子どもが小道から飛び出してきました。急ブレーキで止まりましたが、今度はジャンニは笑っているのです。
「Foraza Inter !」といって子どもに元気をつけているではありませんか!
町中でもストリート・サッカーをする少年たちに大人たちは注意するどころか、ボールを拾ってあげたりするのを紳士がいるのです。子ども達の靴をみても様々ですが、ボールを必死に追いかける少年たちにはサッカー好きなら応援をする行動が自然に出てくるのでしょう。日本のスポーツは「野球」「ゴルフ」など、まだまだ「サッカー」はその後のスポーツと言わざるを得ないでしょう。
来年のブラジルでのワールドカップ、日本や東洋勢には南米という地での厳しい試合が待っていますが、イタリアは必ずや優勝を争うランクへ上がってくることと信じています。