スパゲッティのお話 その2
2008/2/27
お客様と一緒に英国、ドイツ、イタリアの展示会を廻っているころの
話です。 ドイツの展示会の帰りにショッピング・センターを見学に行きました。
ホーム・センターあり、大手のスーパーがあり、そして食堂街ありです。
「ドイツではイタリア人の経営するイタリアレストランで食べるのが間違いないよ!」
とPaolo君の忠告を忘れたわけではないのですが、そこにはファースト・フード店が
多かったので、イタリアの国旗に魅せられて、「イタリアレストラン」へ入りました。
周りを見回すとあまり美味しそうではありませんでしたが、皆きれいに平らげているので
我々も注文することにしました。 でもちょっと心配でしたので、ピッツァを2皿と
スパゲッティ3皿・・・「カルボナーラ、ボロネーゼ、ポモドーロ」に留めました。
「Buon Appetito!」という掛け声までは良かったのですが、スパゲッティは全員一口ずつ
食べただけで、残してしまいました。 それもそのはず、麺が柔らかいのです。
「Al Dente」なんていう言葉はここには存在しないのでしょう。 「ペチャペチャ麺」です。
日本人とイタリア人だけが「Al Dente」をわかる国民なのかもしれません。
皆さん、ドイツへ行った時は、Paolo君の忠告を守ってレストランを選んで下さい。
それでは また。